中高年の生き甲斐
イキイキ生き甲斐
あなたにとって大切なものはなんですか?
自分のことは後回しにして、高度経済成長期を支え、がむしゃらに走ってきた企業戦士たち。まもなく、その団塊の世代が定年退職を迎えようとしています。
定年後の人生で得られる精神的な充足感、満足度は経済的な要因とは全く別な要因で決まっているように思えます。定年後の人生で、お金は大切、しかしそれ以上に大切なものがあるのではないでしょうか。
定年退職後の長い人生をどう生きるか。「健康」「経済」だけではなく「生きがい」も、老後における大切なテーマです。
あなたにとって生き甲斐とは何でしょうか。仕事、家族、趣味、あるいはボランティア・・・これから迎える老後のために自分探しの一歩を踏み出してみませんか?
生き甲斐あれこれ
生き甲斐って人それぞれですよね。
今就いているお仕事をまっとうすることに生き甲斐を感じている人。
ボランティアで、お年寄りや障害のある方のお世話をすることに生き甲斐を感じている人。
何か一つでも生き甲斐を持っていらっしゃる人は幸せです。
わたしの知り合いの方で、こんな方がいらっしゃいます。
「1部上場企業に勤めてソフト開発という最先端のお仕事をされていたのですが、40代半ばにして1000千万円近い年収を捨てて、以前から憧れていた北の大地に渡られたのです。 前途溢れる課長職に就いていらしたのに・・・中間管理職としてのストレスや毎日終電近くまで働く生活にふっと空しさを感じられたのだと思います。
今では、会社辞めて良かったと思えるようにがんばるしかないと、北海道の大自然の中で生き生きと過ごされています。」
彼は失ったものは大きい。でもそれ以上に、きっと何ものにも代え難い素晴らしいものを手に入れられたに違いありません。
彼の決断された行為に対して敬意を称し、その勇気に心から声援を送りたいと思います。
みんなが平等に与えられた一度っきりの自分の人生です。
あなたもそうしなさいとは勧めませんが、凡人は凡人らしく身近なところでもいいのです。小さな生き甲斐から探しましょう。
そして自分はいい人生だったと思えれば幸せですよね。