健やかな明日のために・・・

こんにちは♪なつきのカウンセリングルームです。

 あなたは、自分自身を愛していますか?
 「私は・・・と思う」とはっきり自分の考えを述べることができますか?
 困っている人に優しい声を掛けることができますか?
 自分から進んでみんなの中へ入って行くことができますか?
 自分の気持ちを素直に表現できますか?

 最近のカウンセリングルームには、対人関係での悩みを抱えている方が多く訪れるようになりました。
 日本人も気楽にカウンセリングを利用できるようになったのは、とてもいい兆候ですね。
 でも、まだまだ私たちの年代では、心の内を他人に話すことは恥ずかしいことと、自分だけで解決しようとしがちです。これくらいと思って我慢をしているうちに、挙げ句の果ては、その重みで心に歪みが出てしまい、取り返しのつかないことにもなりかねません。
 特に男性の方はその傾向が強く、カウンセリングルームへの敷居は高いようです。
 仕事場での悩み、家族間の悩み、恋愛の悩み・・・。
 人はなぜこんなにも人間関係で傷つき、悩むのでしょう。
 私達がこの世に生を受けて、一番大切でなおかつ最も難しことは人間関係かもしれません。
 あなたが誰かとうまくいっていないとしたら、その原因はあなたにあるのでしょうか?それとも相手にあるのでしょうか?
 人間の心って一体どうなっているのでしょう。

 アメリカの精神分析医エリック・バーン博士(E.Berne 1910〜1970)によって開発された精神療法、TA(Transactional Analysis)。
 日本では「交流分析」と呼ばれています。
  交流分析は「過去と他人は変えられない。変えうるのは現在の自分だけである」と言う基本的な考えのもと、『人は誰でもがかけがえのない貴重な存在である』『I am OK.You are OK』「私もあなたもOK」と言う、肯定的で建設的な対人関係を保つため、自分の感じ方や考え方を変化させる事に取り組みます。
 この考え方がスムーズな人間関係に大変重要であり、人間育成や対人関係スキル向上のためなど、昨今、心療内科などの医療分野はもちろん、カウンセリング、教育(学校)、企業研修などに広く使われています。

 交流分析は、4つの分析と3つの理論による、7つの分野から構成されています。
[4つの分析]
  ・自我状態の構造とその働きの分析
  ・対話(やりとり)分析
  ・心理ゲーム分析
  ・人生脚本分析
[3つの理論]
  ・ストローク理論
  ・時間の構造化理論
  ・対人関係における基本的構えの理論

 『自分自身を知る』
 『自分と他人とがどのように係るかを知る』
 『自分の人生の筋書き(脚本)を知る』
 『自分を変える(自己変容)手がかりを得る』

 自己分析によって自分自身を気づき、他人との人間関係をコントロールできるようにしていくのが、交流分析の目的なのです。
 人は誰でも「今ここ」に存在しているのであり、「過去のどこか」にいるのではありません。過去の鎖を断ち切り、仮面を脱ぎ捨て、「今、ここに生きる」今現在生きている自分と向き合い、自分らしく生きることが自己成長につながると言えましょう。

あなたの健やかな明日のために・・・このカウンセリングルームがあなたのお役に立てれば幸いです。




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