第二の人生を海外で過ごす
日本の年金は、海外で受け取ることが出来るので、物価や税金の高い日本を脱出して海外で暮らす人が増えてきているそうです。
先日TVのクイズ番組で、ブルガリアで年金生活を送っておられる方が、庭付き一軒家を借りてご夫婦で1ヶ月5万円で暮らせるとのこと、驚きました。
40カ国で租税条約が結ばれているので、住んでいる国では課税されますが、日本では税金がかかりません。
日本で支給される公的年金では不安な今、ゆとりのある生活ができて、なおかつ貯金ができるとなると、海外で暮したいと思う人が増えるのはうなずけますね。
でも、自分が今まで慣れ親しんできた生活や環境から離れて、海外で暮すのは予想していたよりもずっと大変なことです。
言葉の問題、治安の問題、病気になったときの不安、生活習慣の違いによる人間関係など、住むとなればさまざまな問題が発生します。
「郷に入っては郷に従え」と申しますが、若い時のような柔軟な考えができ難い年代です。実際、これらの問題を抱えて、ストレスで体を壊す方もあるということです。これでは、なんのために海外へ移住したのか・・・。
海外で生活するのは、そこで骨を埋める覚悟の永住か、長期滞在(5年〜10年)または短期滞在(半年日本、半年海外)なのかよく検討しましょう。
昨今、徐々に慣らすためのロングステイがブームを呼んでいるそうです。そのためのサービスも充実してきています。
慌てないでじっくりと計画を立てましょう。