ポエム −愛されたいあなたへ−
かけがえのないあなたへ
あなたに逢ったのは偶然
晩秋の駅に降り立った
ホームの人混みの中に
溢れるような笑顔があった
夢の中で何度も見た笑顔
想いが通じなかった歯痒さ
伝えられなかった言葉
切なかった心
落として初めて気がついた
優しかった貴方のぬくもり
感動に心が震えた日々
変らないあなたへの想い
今あなたがそこにいる
今度こそ伝えたい
心の扉を開けて・・・
全てを受け止めて・・・
もう一度飛び込んでいいですか?
あなたの暖かい胸の中へ
あなたに伝えたい
こころの引き出しにしまった
あなたへの想い
伝えきれなかった想いが
折り紙のように幾重にも重なって
大切にしまってあるのです
ピンクの紙は
はじめてあなたに逢ったときの淡い恋心
真っ赤な紙は
あなたを愛してしまった心の高まり
そしてブルーの紙は
わたしの心があなたに伝わらなかった苦悩
ときどき そぉっと開いては
眺めています
こころの引き出しにしまった
あなたへの想い
許されるなら
やわらかな風に包んで
あなたに伝えたい
あなたへ・・・
「こんにちは」
「お元気ですか?」
画面の向こうに
あなたの笑顔を思い浮かべながら
いつもお決まりの挨拶で
あなたのアドレスに送ります
「今日は何をして過ごしたの」
「何処へ行ったの」
どうでもいいことなのに
たわいのない会話
そして最後は
「またね」
「おやすみなさい」
楽しいはずなのに
何故か空しい文字が並ぶ
ほんとうに伝えたかったのは
「逢いたい」
それだけなのに・・・
今日も隠した言葉をそのままに
電波にのせて送ります
あなたへ・・・
そのままで・・・(1)
そのままのあなたが好き
強がりで意地っ張りのあなただけど
ときどき子供のような素直な心を覗かせる
そのままのあなたが好き
もう自分を責めないでね
あなたのことはわかってるつもりよ
哀しい想いはしてほしくないの
いつも笑っていてほしいの
あなたをたくさん幸せにするから
あなたにたくさんの愛をあげるから
だからそのままのあなたでいて
そのままのあなたが好きだから
そのままで・・・(2)
子供のままでいいんだ
背伸びなんかしなくていいんだ
だいじょうぶだよ
こころのままで・・
感じるままで・・
そのままでいいんだよ
一人で泣かないで
一人で苦しまないで
わたしはここにいるよ
だから一人でいることを
恐れないで
あなたが一人じゃないってこと
忘れないで
わたしはずっと傍にいるよ
どんなときだって傍にいるから・・・
君へ
ふと気がつくといつのまにか僕のココロの中にいた君
春の陽射しのようにそっとやさしく暖めてくれる君
すっかり凍りついた僕の心を少しづつ溶かして行く
そんな僕のすべてをやさしくつつみ許してくれる君
夢を追っかけていたあのころの純粋な青年に戻って
君の全てを受け入れよう
素直な気持ちでおもむくままに・・・
あなたの傍にいよう
ただ あなたに寄り添って
あなたを見つめていよう
あなたを必要とする人達・・・
あなたを愛している人達・・・
わたしだけのあなたではないと
心の中では分かっているから
あなたの未来を妨げぬよう・・・
あなたの幸せを壊さぬよう・・・
あなたの邪魔にならないように
あなたの傍に寄り添うだけにしよう
あなたが疲れたとき・・・
あなたが寂しいとき・・・
あなたを思いっきり愛するために
わたしはいつもあなたの傍にいよう