コミュニティ空間への提案 3


〜老後の住まいを考える〜

超高齢化社会の新たな住まい方としてグループリビングが注目されています。

北欧などの先進事例を参考に日本では旧厚生省が1996年に高齢者グループリビング支援モデル事業の実施が始まりました。在宅介護支援センターを通じた生活サービスや、一定条件の下に1件400万円までの助成が行われます。

しかしながら、これからの高齢者社会に向かって、まだグループリビングは新しく始まったばかりです。グループリビングの実現・普及に向けた現状の取り組みには多くの課題を抱えています。

厚生省の支援モデル事業は、初年度に全国10ヵ所分の予算を確保してスタートしました。しかし実際に行政から補助金の指定を受けられたのは、現在わずか2ヵ所にとどまっているといわれてます。現状では、グループリビングそのものの概念や仕組みが必ずしも統一されていないことや、住居の確保や運営に必要な資金・ノウハウなどの面でも、マニュアルが確立されていないことなどが挙げられます。意欲はあっても実際の立ち上げまでには至っていないケースが多々あるのではないかとも考えられます。

「明治安田生活福祉研究所が首都圏の20〜30代を対象に05年2月に行った調査で、こんな結果が出た。独身者が結婚したい年齢は男性33.9歳、女性32.2歳……。03年の国の人口動態統計の平均初婚年齢(男性29.4歳、女性27.6歳)よりも4歳程度高く、晩婚化がさらに進む可能性もある。」 2005年05月07日(土)読売新聞掲載分

今後この動向が益々少子化に拍車をかけていくことでしょう。 行政は常に私たちの思いの後ろをついてきます。 早急にグループリビングが21世紀の高齢化社会の住まいとして定着することを切に期待したいと思います。


「グループリビング」参考例

グループハウスさくら

グループリビング ひなた

たけのこタウン

特定非営利活動法人わき・あい・あい

グループリビング「かわせみ」

のぞみホーム

グループハウス「ゆう」

グループハウス欅(ケヤキ)


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